バレル研磨廃水処理設備
バレル研磨廃水には、工作物の切り粉やメディアのほか、重金属や鉱物油、SSなどが多量に含まれています。これらを廃棄するには排出規制をクリアしなければならず、そのためには物質の特性に合った高度な廃水処理技術が必要です。
中川化学装置では、原水条件・処理基準に合わせ、コストパフォーマンスの優れたバレル研磨廃水処理設備をご提案します。
バレル研磨廃水処理設備の構成
バレル研磨廃水処理設備は以下の設備で構成されています。各設備の情報は詳細ページにてご紹介していますので、そちらをご覧ください。
凝集沈殿装置
無機系廃水処理にて使われる凝集沈殿装置。廃水のなかに含まれる重金属、SS、コロイド物質などを中和処理し、すみやかに分離・沈降させます。
生物処理装置
有機性廃水の処理にてもっとも普及している生物処理装置。当社では好気性廃水処理を推奨しています。廃水の成分に合わせた適切な処理が特長です。
急速濾過搭
廃水の上澄濾過、上水中の固形物・浮遊物などを取り除く急速濾過装置。粒子の大きいものから微粒子のSSまで、上部濾材にて効率よく濾過できます。
活性炭吸着搭
凝集沈殿と濾過を通過しても、廃水には色度・臭気・有機物がわずかに残ります。廃水の二次処理に使われる活性炭吸着搭のご紹介。BOD、COD対策にも。
フィルタープレス手動開閉式
廃水中のスラリーを濾過脱水する、フィルタープレス手動開閉式。ポンプで加圧した廃水や汚泥を、密閉した濾板によって固液分離します。
