フッ素廃水処理設備
フッ素廃水は、基板のガラスエッチングやノンクロム廃水など、さまざまな産業施設から出ます。しかしフッ素廃水を処理するには、その含有量を8mg/以下にしなければなりません。
長年にわたりフッ素廃水処理の研究をつづける中川化学装置は、排出規制値をクリアする廃水設備を開発。カルシウム注入のほかに、2段凝集沈殿処理、リン酸の添加、凝集沈殿後のキレート樹脂吸着など、原水種に合わせた適切な処理をご提案します。
フッ素廃水処理設備の構成
フッ素廃水処理設備は以下の設備で構成されています。各設備の情報は詳細ページにてご紹介していますので、そちらをご覧ください。
凝集沈殿装置
無機系廃水処理にて使われる凝集沈殿装置。廃水のなかに含まれる重金属、SS、コロイド物質などを中和処理し、すみやかに分離・沈降させます。
急速濾過搭
廃水の上澄濾過、上水中の固形物・浮遊物などを取り除く急速濾過装置。粒子の大きいものから微粒子のSSまで、上部濾材にて効率よく濾過できます。
活性炭吸着搭
凝集沈殿と濾過を通過しても、廃水には色度・臭気・有機物がわずかに残ります。廃水の二次処理に使われる活性炭吸着搭のご紹介。BOD、COD対策にも。
フィルタープレス全自動小型圧搾
スラッジを脱水するフィルタープレス全自動小型圧搾装置。難濾過性スラリーにも対応し、生成されたケーキは剥離装置で確実に剥がします。